ぼんやりと頑張る。

自作小説の執筆活動やらよもやま話

倒木と、停電と。&小説更新

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台風の被害が想像以上に甚大で、ニュースを見るたびに衝撃を受けています。

あまりの広範囲、そして被害の大きさ……。

被害に遭われた地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

本当に辛く大変なことと思います。

一刻も早い復旧、復興を祈っております。

 

私は、と申しますと、実は昨日、倒木で帰宅ができないかもしれないという事態に見舞われておりました。

パートの仕事が残業、夜8時頃自宅近くに車で到着。すると、消防の車が道路を塞いでおりました。

どうしたのか、とどきどきしておりますと、消防の方が車に駆け寄って知らせてくださいました。

消防の方「この先、倒木で通れないので、あちらに迂回してください」

私「えっ!? うちはすぐそこなんですけど……」

消防の方「行けないので、右に曲がって、迂回してください」

どうも、消防の方のお話では、電柱火災とかで来てくれたとのこと。

そして、倒木があちこちであるとのこと。

言われるまま右に行くと、がーん! そこも倒木!

戻って別のルートを行くことにしました。

すると……!

そこも倒木! 道路が遮断されてる……!

結局、家にいる旦那さんに電話して歩いて私の車が立ち往生してるとこまで来てもらい(風雨も激しく危険でしたが)、旦那さんの運転でなんとか元の道に戻りました。

(家の近く、と言ってもまっくらだし少し離れてたし、とってもわかりにくかったようです。携帯で連絡を取り合い、パッシングしろとの指示でパッシングし、ようやく私の車がわかったとのこと)

幸い、消防の車は別の場所に移動しており、(幸い、というのも変ですが!)旦那さんの強引な運転(素晴らしい運転、か?)で道路をはみ出ながら倒木を避け、家にたどり着くことができました……!

よ、よかったー!

でも安心したのもつかの間、家に着いてすぐ、今度は停電……!

さきほどの電柱の火災の影響のようです。

まっくらな中、びしょ濡れの服を着替え、懐中電灯&ろうそくの灯でなんとか夕食やお風呂などを(事前に沸かしてあってよかったー!)すませてやり過ごしました。

結局、停電は夜8時過ぎから深夜2時45分頃まで続きました。

電力の皆様、大変な中の迅速な作業、本当にありがとうございました……!

感謝、感謝の言葉しか見つかりません……!

電気がついたとき、すごく嬉しく、そして深い安堵に包まれました。なんと、ありがたいことか……!

 

我が家は停電だけでガスや水道が大丈夫だったので、本当に幸運だったと思います。

電気のありがたさ、そしてライフラインの大切さ、日常を過ごせることのありがたみ、毎日無事に過ごせる奇跡を改めてしみじみと感じました。

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夜中に突然消えてた電気がいっせいにつき、みーちゃんはびっくりしてたようです。

これは、今朝の写真。みーちゃんもとっても外が気になってたようで、窓を開けるやいなや、にゃー! と一声鳴いて外を熱心に眺めてました。

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これは、我が家の庭で拾った栗の今年初の栗ご飯。電気がきたので無事炊けました。めっちゃくちゃおいしかったです……!

後ろの柿は、会社のパート仲間さんからいただいた甘柿です。

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旦那様撮影、風景写真です。(以下旦那様撮影)

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無料小説サイト「小説家になろう」様にて連載中のファンタジー物語

「天風の剣」第28話「呪われたこの身の、祝福」投稿しました!

読んでいただけたらとっても嬉しいです!ヾ(≧▽≦)ノ

 

 見ちゃだめだ……!

 

 ルーイの本能がそう告げていた。

 しかし、ルーイは赤いリボンの女の子から目が離せなくなっていた。

 青空が、どこかよそよそしかった。流れる雲でさえ、現実らしさを装った、ただの作り物のように見えた。

 

 これは、悪い夢の続きなのだろうか……?

 

 妖しい光を宿す、紫の瞳をした女の子。ルーイを見つめながら、くすくすと笑う。

 

「おにいちゃん、見つけた……!」

 

 ああ。夢で見たあの子が、僕に向かって、手を差し伸べている――。

 

 ルーイは、逃げなきゃ、と思う。助けて、と叫ばなきゃ、と思う。

 すぐ隣にはダンがいる。キアランも、ライネも、アマリアも、ソフィアだってすぐ傍にいる。

 

 皆には見えないのだろうか。なにも感じないのだろうか。

 

 鮮やかな、はちみつ色の髪と赤いリボン。でも、誰も気付かない――。

 皆と一緒にいるはずなのに、まるで自分一人だけ別の空間に閉じ込められてしまったようだった。自分の呼吸音が、なぜか耳元に響いて聞こえる。

 空気が、歪む。これは、すべて作り物なのだろうか。あの、シルガーの創った世界のように。それとも、やはり初めからずっと僕の夢なのだろうか、とルーイはぼんやりと考える。

 白い、柔らかな手。なぜだろう、ルーイは意思とはうらはらに、その手を取っていた。

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