こんばんは!
実は、遅ればせながら本日、ようやくこたつ撤去いたしました😆
どんだけ遅ればせ~!?
明日7月ということで、朝晩寒い日もあるけど、いい加減片付けるか~、といった感じです😺
いやあ、暑い日もあったんですけどね💦
かご入り。
(この時点では、こたつあり)
7月……。早いなあ。今年前半、長かった気もしますが、振り返ると。
なんか凛々しいみーちゃん😺
堂々たる、猫っぷり(なんのこっちゃ)。
先日、庭でアオダイショウさんを見かけました。
すごい久しぶりに見た🐍
旦那様撮影、風景写真です♪(以下旦那様撮影)
クワガタさん。
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無料小説サイト「小説家になろう」様にて連載中のファンタジー物語
「ルシルのおつかい」第4話「おおむね勇者」投稿しました!
読んでいただけたら、とっても嬉しいです……✨
人々にとって世界は、おおむね平和だった。
人々は知らない。この「おおむね平和」が、かつて、「おおむね勇者」のおかげで守られたことに。
なにごとも起こらなかったら、なにもなかったことになるから。
ルシルも、剣士ヒューも知らない。
しかし、昨日の夕暮れまで羊皮紙で単なる「お買い物リスト」に過ぎなかったリスト、彼は知っていた。
ルシルの魔女母が、知っていたから。
緑の天井の隙間、高い空で雲が流れる。
「ルシル、ヒューさん。あぶり文字って、知ってる?」
ルシルにとってはお買い物リストの品目の一つ、ヒューにとっては両親や村人たちの仇である、赤ドラゴンを目指して、彼らが一つ目の山を登り始めたとき、リストがそのように尋ねた。
「あぶりチーズじゃなくて?」
ルシルが聞き返す。昨晩食べた濃厚な味わいを思い出しつつ。
「うん。火であぶって出てくる文字」
「紙にみかんの絞り汁とかで書くんだよなあ。透明で見えないけど、火で熱を加えると書かれた文字が出てくるってやつだろ?」
ヒューは、子どものころあぶり文字を教わり、遊んだことがあるという。
「僕に書かれたあぶり文字は、みかん汁じゃないです。特殊な鉱物と味噌汁を混ぜ合わせ、魔法によって記されました」
みかん汁じゃなくて、味噌汁――!
ルシルは、語呂のよさに食いついてしまっていた。似て非なる、汁。
味噌汁は、鉱物、じゃなくて好物だけど――!
「え。で、なんで今急にあぶり文字の話を?」
ルシルが、頭に「み」という言葉のついた二つの汁に気を取られているとき、ヒューは冷静にリストの質問の意図を尋ねていた。
「というか、魔法って――。そもそも、不思議なリストちゃんの存在って――」
ヒューが疑問を口にした。
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