こんばんは!
先日、また大雪が……。
溶けて小さくなったと思っていた雪の壁、一日で元通り、てゆーか、前よりも積もった感が!(゚Д゚;)
明日も予報では雪、風が強くて荒れる模様です。
春は一体どこへ……。
窓が雪で埋まるみたいに撮れてますが、実際は少し離れてます。
ここの窓の前の雪の場合、積もった分と屋根から落ちた分でこのような状態になりました。
みーちゃん、立ち上がりつつ夢中になって見てます。
屋根から落ちる雪に、もう釘付けでした。
雪の日と打って変わってこの日は、日差しがあたたかかったです。
お昼寝いいな~。←隙があれば私もしますが!!(笑)
私のスマホにつけたストラップに反応し、ちょいちょいってやってるところ。
眠いときの目の前でぶーらぶら、ちょっとイラっとしてるのかも☆
おめめがぱっちり写ってる~( *´艸`)
旦那様撮影、風景写真です!(以下旦那様撮影)
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無料小説サイト「小説家になろう」様にて連載中のファンタジー物語
「天風の剣」第151話「暴走する心」投稿しました!
読んでいただけたら、とっても嬉しいです……!ヾ(≧▽≦)ノ
まったく、理解不能だった。
四天王オニキスにとっては。
なんなんだ……! これは……!
オニキスは、あふれ出る胸元の血を手で強く押さえつつ、自分の作った空間を移動していた。
キアランによってつけられた傷。危うくあと少しで、急所に到達するところだった。
人間の血の入った、あんな中途半端な小僧に、このような傷を負わされるとは――!
オニキスは、苛立ちとともに荒くなる呼吸を、なんとか静めるようにした。それから巨大になった体を、以前のような人間の大きさへと戻す。そうすることで、傷口の治療に全力を注ぐ。
私は、四天王を超えた存在だぞ……!
半人前の力の相手にあっけなく倒される、絶対にそんなことがあってはならない、あるはずがない、とオニキスは思う。
血はまだ止まらない。オニキスは飛ぶのをやめ、空間を出て横たわることにした。空間の維持を続ける余力もなかった。
雪の降り積もる針葉樹の森。そこで、強い気配に気づく。
他の四天王が、この先にいる……?
四天王シトリンやシルガーとは違うような気がした。初めて出会う波動だった。
あの私に術をかけた忌々しい四天王のあとに生まれた、赤子か。
人間の感覚でいえば、かなりの距離があった。治療に全力を注いでいるとはいえ、気配を隠すことは得意だったため、おそらく向こうはこちらに気づいていないだろうとオニキスは思う。
まあ、気付かれたところで、どうということもあるまい。
通常は、四天王同士が衝突することはほとんどない。よほど力を試すことが好きな気質のもの、もしくは、四聖の奪い合いが生じた場合くらいしか、四天王同士が戦い合うことはないはずだった。すでに大きな力を持っているので、戦う必要性がないのである。
アンバー、パール、シトリン、彼らはこの世界の歴史の中で、例外的な動きを見せた四天王たちなのだった。
早く戦える状態にしなくては――。
オニキスは、目を閉じた。心を乱す怒りも苛立ちも忘れ、治療に専念しようと思った。
心を乱す……?
そう自問したときだった。
目を閉じ外界からの情報を意識的に遮断しているのに、暗い瞼の向こう、なにかが像を結ぶ。
それは、人間だった。人間が、こちらを見つめている、オニキスの心の中に、そんな映像が浮かんでいた。
アマリアという女……!
アマリアが、まっすぐこちらを見つめている。
オニキスを拒絶する強い意思。圧倒的な力の差があるのに、決してひるむことのない強い目。
しかし――、アマリアの瞳の奥にあるのは――、オニキスの知らない感情――。
哀れみ……?
言葉にしてみると、まったく違うような気がした。アマリアは、見下すことなく同じ視線で見つめている。
『あなたが、あなたらしくいられる場所へ』
アマリアの声が聞こえた気がした。オニキスは動揺する。そんなはずはないと思うのに、言葉をかけられたような気がしたのだ。
『オニキス。あなたは、あなたよ』
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